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ザコ・レポート

テキトーなニュースを届けます

ミュージカル「ハミルトン」が日本に来るかもしれない!!!

www.sankei.com

 

2015年にブロードウェイで公開されてから

トニー賞過去最多部門、グラミー賞ピューリッツァー賞などありとあらゆる賞を総なめし、アメリカで社会現象となっているミュージカルです

あまりにヒットしすぎてチケットは数ヶ月待ち、席によっては1000ドル近くまで高騰、公開から一年以上経った今でも入手はほとんど不可能な状態です

公開地域を徐々に広げているので、だんだん入手は可能になってくるかもしれませんが、人気は衰えません

 

ここで疑問です

なぜ演劇「ハミルトン」はこんなにもヒットしているのでしょうか?

理由はいくつかありますが、ここでは二つ挙げます

 

①ラップ、ミュージカル、歴史という異色のコラボ

アレクサンダー・ハミルトンはアメリカ建国の父たちの一人です

彼は他の建国の父たちとは違い富裕層でもエリートでもありませんでした

13の時に両親が破産し、捨てられ、孤児になったところを拾われました

17で働かせてもらっていた店の経営を任され、驚異的な文才で名門大学に入学、しかしお金はなかったので苦学生でした

22で独立戦争に参加し初代大統領ワシントンの副官を務めました

32で憲法制定会議を開き、合衆国憲法を起草し、憲法の解釈方法を解説したザ・フィデラリストまで共著しました

34で初代財務長官を務め中央銀行造幣局を設立しました

 

とにかくすごい人で、「天才」と呼ばれていました

政治界のモーツァルトみたいなものです

 

アメリカが連邦制なのは彼が民主主義を危険視したから出そうです

違憲立法審査権を開発したのも彼です

法の支配、立憲主義成文憲法を全て実現しアメリカを作った人なのです

 

10ドル札にも印刷されていてアメリカで普通に教育を受けている人なら知らない人はいないくらいです

 

その人の半生をミュージカルにする、それもラップで、というのが今ままで誰も思いつかなかった発想だったのです

 

ミュージカルはとても史実の忠実で、教科書として使用し始めた学校もあるそうです

 

②製作者、リン・マニュエル・ミランダの生い立ち

役者、作家、ラッパーのリン・マニュエル・ミランダという方が2004年に出版された「ハミルトン」という本にインスパイアされてこのミュージカルを書きました

音楽、歌詞、脚本全てを手がけたそうです

この方の両親はともにプエルトリコ人で家族でニューヨークに移り住み育った移民です

 

ハミルトンもまた移民です

 

この製作者と主人公の間にある共通点

移民がアメリカに移り住んで成功したというお話

これは多くのアメリカ人が共感するアメリカン・ドリームそのものです

 

おそらくこういった理由が重なり爆発的なヒットを記録したのだと思われます

まだ制作途中の段階で2009年に一度ホワイトハウスで披露した映像があります

 

www.youtube.com

 

とても話題になりました

 

ザコ・メモ

 

プエルトリコはフロリダの南の方にあるアメリカに属する自治領域です

プエルトリコ人はアメリカ国籍を有していますが、税金は納めないので投票権はないという特殊な島です

 

この島は今財政破綻寸前で多くの人がアメリカに移住し、街がゴーストタウンになっているそうです

 

リン・マニュエル・ミランダは連邦議会の議員たちににプエルトリコを救済してほしいと活発に働きかけています

 

才能だけでなく人がらが素敵なところもヒットの理由なのかもしれません

 

ところで何故この記事を今取り上げたかというとこの「ハミルトン」という劇、今いろいろな言語の翻訳を行なっている最中だそうです

日本語版も製作中だとか

 

その映像が昨日少しだけ公開されたのです

 

www.youtube.com

 

ただ歴史用語が多くラップで韻を踏まないといけないのでとても難航しているそうです

うまくいけばそのうち日本でも公開されるかもしれません

 

その時は本当に本当に必見です!